openSUSE Leap 15.3 インストール
PC スペック
以下 PC に OpenSUSE Leap 15.3 をインストールする。
メーカ | TOSHIBA |
製品名 | dynabook CX/47EE |
CPU | Intel Core2 Duo T7250 @ 2.00GHz |
メモリ | 2GB |
HDD | 120GB |
要求スペック
以下は要求スペック。メモリが推奨値の 4GB に達していない。HDD 容量は問題ない。
メモリ | 1GB(オンラインリポジトリ使用時は少なくとも1.5GB、4GB以上を推奨) |
HDD | 最低 10GB、グラフィカルデスクトップの場合は 16GB、 Btrfs のスナップショット機能を使用する場合は root パーティションに最低 40GB を推奨。 |
インストール
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インストールデータダウンロード
ホームページ にアクセスする。TumbleWeed か Leap のどちらかを選ぶ。安定性を重視して Leap を選んだ。 x86_64 の Offline Image (4.4 GiB) をダウンロードした。
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Live USB 作成
MX Linux にデフォルトで入っている Live-usb Maker を使用した。 ターゲットに使用する空の USB を選び、ISO ファイルは先にダウンロードしたファイルを選択する。 Image mode にチェックを入れて 次へ をクリックで作成完了。
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インストール開始
Live USB を挿入して PC 起動。 BIOS 設定画面で USB のブート順位をトップにする。 インストール画面に移ったら F2 キーで言語を日本語に変更し、インストール開始。
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言語/キーボード/ライセンス同意
言語/キーボードレイアウトが日本語になっていることを確認し、ライセンスに同意して 次へ をクリック。
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ネットワーク設定
編集 をクリックし、ネットワークカードの設定を行う。 ネットワークの選択 をクリックし、接続するネットワークを選択、 認証パスワードを入力し 次へ をクリック。
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オンラインリポジトリ
今すぐオンラインのリポジトリを有効化しますか? と聞かれるので、 はい をクリックする。 オンラインリポジトリの一覧が表示されるので、必要なリポジトリにチェックを入れる。 何も変更せずに 次へ をクリックした。
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システムの役割
デスクトップ環境を選ぶ。KDE Plasma を選んだ。
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パーティション設定の提案
ガイド付き設定 をクリックする。データは残さないので、削除する必要がない場合でも削除する を選んだ。 パーティション方式は何もチェックを入れず 次へ をクリックした。 ファイルシステムオプション もデフォルトのままで 次へ をクリックした。
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時計とタイムゾーン
日本 が選ばれていることを確認し 次へ をクリック。
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ローカルユーザ
ユーザ名、パスワードを設定する。このパスワードをシステム管理者用のものとしても使用する にチェックを入れた。 自動ログイン のチェックは外した。
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インストール設定
何も変更せず インストール をクリック。
インストール後
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アップデート
YaST を起動。ソフトウェア > ソフトウェア管理 でソフトウェア管理画面を開き、 パッケージ > すべてのパッケージ > 新しいバージョンがあれば更新する をクリックする。 内容を確認し、問題なければ 了解 をクリックでアップデート完了。
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オフィスソフト
Libre Office がデフォルトでインストールされている。
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動画サイト再生確認
ウェブブラウザは Firefox がデフォルトでインストールされている。 YouTube は再生できた。 Amazon Prime Video は再生できなかった。 ターミナルで以下コマンドを実行し、 Packman リポジトリを追加する。
sudo zypper ar -cfp 90 'https://ftp.gwdg.de/pub/linux/misc/packman/suse/openSUSE_Leap_$releasever/' packman
以下コマンドで Packman のパッケージを有効にする。sudo zypper dup --from packman --allow-vendor-change
鍵を拒否しますか? と聞かれるので、a (今後ずっと信頼する) を入力する。 あとの選択肢は 1 を入力する。 最後に 続行しますか? と聞かれるので、y を入力する。 再起動後に Amazon Prime Video が再生できるようになった。 -
ウェブサーバ設定
YaST で ソフトウェア > ソフトウェア管理 と進み、表示 タブで パターン を選ぶ。 Web および LAMP サーバ を 右クリック > インストールする を選択し、了解 をクリック。ウェブサーバ関連のパッケージをインストールする。 ターミナルで以下コマンドを順に実行する。
su root systemctl start apache2 systemctl enable apache2 firewall-cmd --add-service=http --permanent firewall-cmd --reload
1 行目は管理者ログイン、2 行目は apache2 の起動、3 行目はブート時自動実行の設定、 4 行目は Firewall に http 通信を許可する設定、5 行目は Firewall 設定のリロード。 下記ディレクトリに自作の index.html を置く。/srv/www/htdocs
以下コマンドで IP アドレスを調べる。ip a
仮に IP アドレスが 192.168.1.1 であった場合、ウェブブラウザで 以下 URL にアクセスすると、index.html の内容をブラウザで確認できる。 同じ Wi-Fi に接続したスマホからでも確認できる。http://192.168.1.1
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SSH 設定
ターミナルで以下コマンドを順に実行する。
su root systemctl start sshd systemctl enable sshd firewall-cmd --add-service=ssh --permanent firewall-cmd --reload
1 行目は管理者ログイン、2 行目は sshd の起動、3 行目はブート時自動実行の設定、 4 行目は Firewall に ssh 通信を許可する設定、5 行目は Firewall 設定のリロード。 -
vim language server (vim-lsp-settings) インストール
ターミナルで以下コマンドを順に実行する。
curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim sudo zypper install git
~/.vimrc に以下内容を書く。let data_dir = has('nvim') ? stdpath('data') . '/site' : '~/.vim' if empty(glob(data_dir . '/autoload/plug.vim')) silent execute '!curl -fLo '.data_dir.'/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim' autocmd VimEnter * PlugInstall --sync | source $MYVIMRC endif " Install vim-plug if not found if empty(glob('~/.vim/autoload/plug.vim')) silent !curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim endif " Run PlugInstall if there are missing plugins autocmd VimEnter * if len(filter(values(g:plugs), '!isdirectory(v:val.dir)')) \| PlugInstall --sync | source $MYVIMRC \| endif " Specify a directory for plugins " - For Neovim: stdpath('data') . '/plugged' " - Avoid using standard Vim directory names like 'plugin' call plug#begin('~/.vim/plugged') " Make sure you use single quotes Plug 'prabirshrestha/vim-lsp' Plug 'mattn/vim-lsp-settings' Plug 'prabirshrestha/asyncomplete.vim' Plug 'prabirshrestha/asyncomplete-lsp.vim' " Initialize plugin system call plug#end()
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Python モジュールインストール
tkinter、numpy、matplotlib は下記コマンドでインストールする。
sudo zypper install python3-tk pip3 install numpy pip3 install matplotlib
所感
初期環境はサーバ向きの印象を受けた。 環境を整えれば、動作もスムーズで普段使いに問題無かった。
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