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2021-08-22(Sun)作成


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Fedora 34 Workstation インストール

PC スペック

計画 通り、以下 PC に Fedora 34 Workstation をインストールする。

メーカ TOSHIBA
製品名 dynabook CX/47EE
CPU Intel Core2 Duo T7250 @ 2.00GHz
メモリ 2GB
HDD 120GB

要求スペック

以下は要求スペック。CPU 性能及びメモリが推奨値に達していない。

CPU 最小:2GHz デュアルコア、推奨:2GHz クアッドコア
メモリ 最小:2GB、推奨:4GB
HDD 最小:15GB、推奨:20GB

インストール

  1. インストールデータダウンロード

    ホームページ にアクセスする。Fedora 34 Workstation x86_64 の ISO ファイルをダウンロードした。

  2. Live USB 作成

    MX Linux にデフォルトで入っている Live-usb Maker を使用した。 ターゲットに使用する空の USB を選び、ISO ファイルは先にダウンロードしたファイルを選択する。 Image mode にチェックを入れて 次へ をクリックで作成完了。

  3. インストール開始

    Live USB を挿入して PC 起動。 BIOS 設定画面で USB のブート順位をトップにする。 インストール画面に移ったら Start Fedora-Workstation-Live 34 を選択する。 Welcome to Fedora の画面が出たら、Show Applications > Settings > Wi-Fi でネットワーク設定を行う。 完了したら Install to Hard Drive をクリックする。

  4. 言語 キーボード 日付と時刻

    言語が 日本語 になっていることを確認し、続行 をクリック。キーボードが 日本語、日付と時刻が アジア/東京 になっていることを確認する。

  5. システム インストール先

    何も変更せずに 完了 をクリックすると、領域不足と言われるので、再利用 をクリックする。 データは残さないので すべて削除 をクリック後、再利用 をクリックする。 問題なければ インストールの開始 をクリックする。完了したら再起動する。

  6. セットアップ開始

    再起動したら セットアップ 画面が開くので、セットアップ開始 をクリックする。

  7. プライバシー

    位置情報サービス と 自動問題報告 の設定。どちらもオフにした。

  8. オンラインアカウントへの接続

    Google アカウントへ接続した。

  9. ユーザー情報

    ユーザー名を設定する。

  10. パスワード

    パスワードを設定する。

  11. root パスワード設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo passwd root
    

インストール後

  1. アップデート

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo dnf upgrade
    

  2. オフィスソフト

    Libre Office がデフォルトでインストールされている。

  3. 動画サイト再生確認

    ウェブブラウザは Firefox がデフォルトでインストールされている。 YouTube Amazon Prime Video 共に問題無く再生できた。

  4. ウェブサーバ設定

    ターミナルで以下コマンドを順に実行する。

    su root
    systemctl start httpd
    systemctl enable httpd
    firewall-cmd --add-service=http --permanent
    firewall-cmd --reload
    
    1 行目は管理者ログイン、2 行目は httpd の起動、3 行目はブート時自動実行の設定、 4 行目は Firewall に http 通信を許可する設定、5 行目は Firewall 設定のリロード。 下記ディレクトリに自作の index.html を置く。
    /var/www/html
    
    以下コマンドで IP アドレスを調べる。
    ip a
    
    仮に IP アドレスが 192.168.1.1 であった場合、ウェブブラウザで 以下 URL にアクセスすると、index.html の内容をブラウザで確認できる。 同じ Wi-Fi に接続したスマホからでも確認できる。
    http://192.168.1.1
    

  5. SSH 設定

    ターミナルで以下コマンドを順に実行する。

    su root
    systemctl start sshd
    systemctl enable sshd
    
    1 行目は管理者ログイン、2 行目は sshd の起動、3 行目はブート時自動実行の設定。

  6. vim language server (vim-lsp-settings) インストール

    ターミナルで以下コマンドを順に実行する。

    sudo dnf install vim
    curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    
    ~/.vimrc に以下内容を書く。
    let data_dir = has('nvim') ? stdpath('data') . '/site' : '~/.vim'
    if empty(glob(data_dir . '/autoload/plug.vim'))
      silent execute '!curl -fLo '.data_dir.'/autoload/plug.vim --create-dirs  https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim'
      autocmd VimEnter * PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    endif
    
    " Install vim-plug if not found
    if empty(glob('~/.vim/autoload/plug.vim'))
      silent !curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs
        \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    endif
    
    " Run PlugInstall if there are missing plugins
    autocmd VimEnter * if len(filter(values(g:plugs), '!isdirectory(v:val.dir)'))
      \| PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    \| endif
    
    " Specify a directory for plugins
    " - For Neovim: stdpath('data') . '/plugged'
    " - Avoid using standard Vim directory names like 'plugin'
    call plug#begin('~/.vim/plugged')
    
    " Make sure you use single quotes
    
    Plug 'prabirshrestha/vim-lsp'
    Plug 'mattn/vim-lsp-settings'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete.vim'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete-lsp.vim'
    
    " Initialize plugin system
    call plug#end()
    

  7. Python モジュールインストール

    tkinter、numpy、matplotlib は下記コマンドでインストールする。

    sudo dnf install python3-tkinter.x86_64
    pip3 install numpy
    pip3 install matplotlib
    

所感

インストール直後から普段使いに問題無い状態だった。 いろいろな開発環境をササッと試せるのが面白い。

インストール計画進捗

次は elementary OS をインストールする。

MX Linux -
Manjaro Linux -
Linux Mint -
Pop!_OS -
EndeavourOS -
Ubuntu -
Debian -
elementary OS -
Fedora インストール直後から普段使いに問題無い状態だった。 いろいろな開発環境をササッと試せるのが面白い。
openSUSE 初期環境はサーバ向きの印象を受けた。 環境を整えれば、動作もスムーズで普段使いに問題無かった。