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2021-08-22(Sun)作成


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Debian 11 bullseye インストール

PC スペック

以下 PC に Debian 11 bullseye をインストールする。

メーカ TOSHIBA
製品名 dynabook CX/47EE
CPU Intel Core2 Duo T7250 @ 2.00GHz
メモリ 2GB
HDD 120GB

要求スペック

以下は要求スペック。推奨値に達している。

メモリ 最小:1GB、推奨:2GB
HDD 10GB

インストール

  1. インストールデータダウンロード

    ホームページ にアクセスする。debian-11.0.0-amd64-netinst.iso をダウンロードした。

  2. Live USB 作成

    MX Linux にデフォルトで入っている Live-usb Maker を使用した。 ターゲットに使用する空の USB を選び、ISO ファイルは先にダウンロードしたファイルを選択する。 Image mode にチェックを入れて 次へ をクリックで作成完了。

  3. インストール開始

    Live USB を挿入して PC 起動。 BIOS 設定画面で USB のブート順位をトップにする。 インストール画面に移ったら Graphical install を選択する。 Select a language の画面がでたら、日本語 を選び Continue をクリックする。

  4. 場所の選択

    日本 を選び 続ける をクリック。

  5. キーボードの設定

    日本語 を選び 続ける をクリック。

  6. ネットワークの設定

    プライマリネットワークインターフェイスの選択、 無線ネットワークの選択、 接続パスワードの入力、 ホスト名の入力、 ドメイン名の入力を行う。

  7. ユーザーとパスワードのセットアップ

    root パスワードの入力、 ユーザ名の入力、 パスワードの入力を行う。

  8. ディスクのパーティショニング

    データは残さないので、ガイド - ディスク全体を使う を選んだ。 パーティショニング機構は、すべてのファイルを1つのパーティションに を選んだ。 パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み を選び 続ける をクリック。 ディスクに変更を書き込みますか? > はい を選び、続ける をクリック。

  9. パッケージマネージャの設定

    すべてデフォルトのままにした。 Debian パッケージ利用調査に参加しますか? > いいえ を選んだ。 インストールするソフトウェアの選択 は Web サーバ と SSH サーバ に追加でチェックを入れた。

  10. GRUB ブートローダをインストールします

    起動ドライブへ GRUB ブートローダをインストールしますか? > はい を選び、続ける をクリック。

インストール後

  1. アップデート

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    su root
    apt upgrade
    
    1 行目は管理者ログイン、2 行目がアップデート実行。

  2. 日本語入力設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    su root
    apt install fcitx fcitx-mozc
    
    完了したら一度再起動する。

  3. オフィスソフト

    Libre Office がデフォルトでインストールされている。

  4. 動画サイト再生確認

    ウェブブラウザは Firefox がデフォルトでインストールされている。 YouTube は再生できた。 Amazon Prime Video は Firefox の設定を開き、DRM 制御コンテンツを再生 にチェックを入れると再生できた。

  5. ウェブサーバ設定

    インストール時にチェックを入れた為、追加設定不要。 下記ディレクトリに自作の index.html を置く。

    /var/www/html
    
    以下コマンドで IP アドレスを調べる。
    ip a
    
    仮に IP アドレスが 192.168.1.1 であった場合、ウェブブラウザで 以下 URL にアクセスすると、index.html の内容をブラウザで確認できる。 同じ Wi-Fi に接続したスマホからでも確認できる。
    http://192.168.1.1
    

  6. SSH 設定

    インストール時にチェックを入れた為、追加設定不要。

  7. vim language server (vim-lsp-settings) インストール

    必要なパッケージをインストールする。

    su root
    apt install vim
    apt install curl
    apt install git
    apt install python3-venv
    
    ターミナルで以下コマンドを実行する。
    curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    
    ~/.vimrc に以下内容を書く。
    let data_dir = has('nvim') ? stdpath('data') . '/site' : '~/.vim'
    if empty(glob(data_dir . '/autoload/plug.vim'))
      silent execute '!curl -fLo '.data_dir.'/autoload/plug.vim --create-dirs  https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim'
      autocmd VimEnter * PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    endif
    
    " Install vim-plug if not found
    if empty(glob('~/.vim/autoload/plug.vim'))
      silent !curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs
        \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    endif
    
    " Run PlugInstall if there are missing plugins
    autocmd VimEnter * if len(filter(values(g:plugs), '!isdirectory(v:val.dir)'))
      \| PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    \| endif
    
    " Specify a directory for plugins
    " - For Neovim: stdpath('data') . '/plugged'
    " - Avoid using standard Vim directory names like 'plugin'
    call plug#begin('~/.vim/plugged')
    
    " Make sure you use single quotes
    
    Plug 'prabirshrestha/vim-lsp'
    Plug 'mattn/vim-lsp-settings'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete.vim'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete-lsp.vim'
    
    " Initialize plugin system
    call plug#end()
    

  8. Python モジュールインストール

    tkinter、numpy、matplotlib は下記コマンドでインストールする。

    su root
    apt install pip
    apt install python3-tk
    pip3 install numpy
    pip3 install matplotlib
    

所感

普段使いのためには必要なパッケージをいろいろインストールする必要があるが、 その分動作は軽い。

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