機械エンジニアが、専門分野に限らず、広く勉強したことの記録。

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2021-08-29(Sun)作成


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Ubuntu 20.04 LTS インストール

PC スペック

計画 通り、以下 PC に Ubuntu 20.04 LTS をインストールする。

メーカ TOSHIBA
製品名 dynabook CX/47EE
CPU Intel Core2 Duo T7250 @ 2.00GHz
メモリ 2GB
HDD 120GB

要求スペック

以下は要求スペック。メモリが推奨値に達していない。

CPU 2GHz dual core
メモリ 4GB
HDD 25GB

インストール

  1. インストールデータダウンロード

    ホームページ にアクセスする。ubuntu-20.04.2.0-desktop-amd64.iso をダウンロードした。

  2. Live USB 作成

    MX Linux にデフォルトで入っている Live-usb Maker を使用した。 ターゲットに使用する空の USB を選び、ISO ファイルは先にダウンロードしたファイルを選択する。 Image mode にチェックを入れて 次へ をクリックで作成完了。

  3. インストール開始

    Live USB を挿入して PC 起動。 BIOS 設定画面で USB のブート順位をトップにする。 インストール画面に移ったら、Wi-Fi の接続設定をし、言語に 日本語 を選び、 Ubuntu をインストール をクリック。

  4. キーボードレイアウト

    Japanese を選び 続ける をクリック。

  5. アップデートと他のソフトウェア

    通常のインストール、Ubuntu のインストール中にアップデートをダウンロードする、 グラフィックスと Wi-Fi ハードウェアと追加のメディアフォーマットの サードパーティ製ソフトウェアをインストールする、にチェックを入れ、 続ける をクリック。

  6. インストールの種類

    ディスクを削除して Ubuntu をインストール を選択した。

  7. どこに住んでいますか

    デフォルトのままで 続ける をクリック。

  8. あなたの情報を入力してください

    ユーザ名、パスワードを設定し、続ける をクリック。

  9. root パスワード設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo passwd root
    

インストール後

  1. アップデート

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo apt upgrade
    

  2. 日本語入力設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo apt install fcitx fcitx-mozc
    
    設定 > 地域と言語 と進み、インストールされている言語の管理 をクリック。 キーボード入力に使う IM システム に fcitx を選ぶ。 設定したら一度再起動する。

  3. オフィスソフト

    Libre Office がデフォルトでインストールされている。

  4. 動画サイト再生確認

    ウェブブラウザは Firefox がデフォルトでインストールされている。 YouTube は再生できた。 Amazon Prime Video は Firefox の設定を開き、DRM 制御コンテンツを再生 にチェックを入れると再生できた。

  5. ウェブサーバ設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo apt install apache2
    
    下記ディレクトリに自作の index.html を置く。
    /var/www/html
    
    以下コマンドで IP アドレスを調べる。
    ip a
    
    仮に IP アドレスが 192.168.1.1 であった場合、ウェブブラウザで 以下 URL にアクセスすると、index.html の内容をブラウザで確認できる。 同じ Wi-Fi に接続したスマホからでも確認できる。
    http://192.168.1.1
    

  6. SSH 設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo apt install ssh
    

  7. vim language server (vim-lsp-settings) インストール

    必要なパッケージをインストールする。

    sudo apt install vim
    sudo apt install curl
    sudo apt install git
    sudo apt install python3.8-venv
    
    ターミナルで以下コマンドを実行する。
    curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    
    ~/.vimrc に以下内容を書く。
    let data_dir = has('nvim') ? stdpath('data') . '/site' : '~/.vim'
    if empty(glob(data_dir . '/autoload/plug.vim'))
      silent execute '!curl -fLo '.data_dir.'/autoload/plug.vim --create-dirs  https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim'
      autocmd VimEnter * PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    endif
    
    " Install vim-plug if not found
    if empty(glob('~/.vim/autoload/plug.vim'))
      silent !curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs
        \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    endif
    
    " Run PlugInstall if there are missing plugins
    autocmd VimEnter * if len(filter(values(g:plugs), '!isdirectory(v:val.dir)'))
      \| PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    \| endif
    
    " Specify a directory for plugins
    " - For Neovim: stdpath('data') . '/plugged'
    " - Avoid using standard Vim directory names like 'plugin'
    call plug#begin('~/.vim/plugged')
    
    " Make sure you use single quotes
    
    Plug 'prabirshrestha/vim-lsp'
    Plug 'mattn/vim-lsp-settings'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete.vim'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete-lsp.vim'
    
    " Initialize plugin system
    call plug#end()
    

  8. Python モジュールインストール

    tkinter、numpy、matplotlib は下記コマンドでインストールする。

    sudo apt install pip
    sudo apt install python3-tk
    pip3 install numpy
    pip3 install matplotlib
    

所感

普段使いする分には Debian との違いはデフォルトで sudo が使えることくらいのように感じた。 Debian がそれだけ使いやすくなっているということかもしれない。

インストール計画進捗

次は EndeavourOS をインストールする。

MX Linux -
Manjaro Linux -
Linux Mint -
Pop!_OS -
EndeavourOS -
Ubuntu 普段使いする分には Debian との違いはデフォルトで sudo が使えることくらいのように感じた。 Debian がそれだけ使いやすくなっているということかもしれない。
Debian 普段使いのためには必要なパッケージをいろいろインストールする必要があるが、 その分動作は軽い。
elementary OS インストール失敗したため、バージョンアップ時に再挑戦する。
Fedora インストール直後から普段使いに問題無い状態だった。 いろいろな開発環境をササッと試せるのが面白い。
openSUSE 初期環境はサーバ向きの印象を受けた。 環境を整えれば、動作もスムーズで普段使いに問題無かった。