機械エンジニアが、専門分野に限らず、広く勉強したことの記録。

機械エンジニア勉強記録

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2021-08-29(Sun)作成


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EndeavourOS インストール

PC スペック

計画 通り、以下 PC に EndeavourOS をインストールする。

メーカ TOSHIBA
製品名 dynabook CX/47EE
CPU Intel Core2 Duo T7250 @ 2.00GHz
メモリ 2GB
HDD 120GB

要求スペック

以下はデスクトップに Xfce を選んだ場合の要求スペック。メモリが推奨値に達していない。

メモリ 最小:2GB、推奨:4GB

インストール

  1. インストールデータダウンロード

    ホームページ にアクセスする。endeavouros-2021.08.27-x86_64.iso をダウンロードした。

  2. Live USB 作成

    MX Linux にデフォルトで入っている Live-usb Maker を使用した。 ターゲットに使用する空の USB を選び、ISO ファイルは先にダウンロードしたファイルを選択する。 Image mode にチェックを入れて 次へ をクリックで作成完了。

  3. インストール開始

    Live USB を挿入して PC 起動。 BIOS 設定画面で USB のブート順位をトップにする。 インストール画面に移ったら、Wi-Fi の接続設定をする。

  4. Partition manager

    Partition manager をクリック、元のデータは残さないので、 全てのパーティションを削除した。

  5. Start the Installer

    Start the Installer をクリック。 Install Log on terminal、Pacman Log on Terminal にチェックを入れ、 Online をクリック。

  6. EndeavourOS インストーラー

    ようこそ > 次へ をクリック。 ロケーション > 次へ をクリック。 キーボード > 次へ をクリック。 パーティション > パーティションの置換 にチェックを入れ、次へ をクリック。 デスクトップ > XFCE4-Desktop にチェックを入れ、次へ をクリック。 ユーザー情報 > ユーザー名、パスワードを入力し、次へ をクリック。 要約 > 問題無ければ インストール をクリック。

インストール後

  1. アップデート

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    yay -Syu
    

  2. IPA フォントインストール

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    yay -S otf-ipafont
    

  3. 日本語入力設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    yay -S fcitx-mozc fcitx-im
    
    ~/.pam_environment に以下内容を記載する。設定したら一度再起動する。
    GTK_IM_MODULE DEFAULT=fcitx
    QT_IM_MODULE DEFAULT=fcitx
    XMODIFIERS DEFAULT=@im=fcitx
    

  4. オフィスソフト

    ターミナルで以下コマンドを実行し、 Libre Office をインストールする。

    yay -S libreoffice-still libreoffice-still-ja
    

  5. 動画サイト再生確認

    ウェブブラウザは Firefox がデフォルトでインストールされている。 YouTube は再生できた。 Amazon Prime Video は Firefox の設定を開き、DRM 制御コンテンツを再生 にチェックを入れると再生できた。

  6. ウェブサーバ設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    yay -S apache
    systemctl start httpd
    systemctl enable httpd
    
    下記ディレクトリに自作の index.html を置く。
    /srv/http
    
    以下コマンドで IP アドレスを調べる。
    ip a
    
    仮に IP アドレスが 192.168.1.1 であった場合、ウェブブラウザで 以下 URL にアクセスすると、index.html の内容をブラウザで確認できる。 同じ Wi-Fi に接続したスマホからでも確認できる。
    http://192.168.1.1
    

  7. SSH 設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    systemctl start sshd
    systemctl enable sshd
    

  8. vim language server (vim-lsp-settings) インストール

    vim をインストールする。

    yay -S vim
    
    ターミナルで以下コマンドを実行する。
    curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    
    ~/.vimrc に以下内容を書く。
    let data_dir = has('nvim') ? stdpath('data') . '/site' : '~/.vim'
    if empty(glob(data_dir . '/autoload/plug.vim'))
      silent execute '!curl -fLo '.data_dir.'/autoload/plug.vim --create-dirs  https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim'
      autocmd VimEnter * PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    endif
    
    " Install vim-plug if not found
    if empty(glob('~/.vim/autoload/plug.vim'))
      silent !curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs
        \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    endif
    
    " Run PlugInstall if there are missing plugins
    autocmd VimEnter * if len(filter(values(g:plugs), '!isdirectory(v:val.dir)'))
      \| PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    \| endif
    
    " Specify a directory for plugins
    " - For Neovim: stdpath('data') . '/plugged'
    " - Avoid using standard Vim directory names like 'plugin'
    call plug#begin('~/.vim/plugged')
    
    " Make sure you use single quotes
    
    Plug 'prabirshrestha/vim-lsp'
    Plug 'mattn/vim-lsp-settings'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete.vim'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete-lsp.vim'
    
    " Initialize plugin system
    call plug#end()
    

  9. Python モジュールインストール

    tkinter、numpy、matplotlib は下記コマンドでインストールする。

    yay -S python-pip
    yay -S tk
    pip3 install numpy
    pip3 install matplotlib
    

所感

細かい設定まで自分でする必要があるが、 設定がうまくいくと達成感があり楽しい。

インストール計画進捗

次は Pop!_OS をインストールする。

MX Linux -
Manjaro Linux -
Linux Mint -
Pop!_OS -
EndeavourOS 細かい設定まで自分でする必要があるが、 設定がうまくいくと達成感があり楽しい。
Ubuntu 普段使いする分には Debian との違いはデフォルトで sudo が使えることくらいのように感じた。 Debian がそれだけ使いやすくなっているということかもしれない。
Debian 普段使いのためには必要なパッケージをいろいろインストールする必要があるが、 その分動作は軽い。
elementary OS インストール失敗したため、バージョンアップ時に再挑戦する。
Fedora インストール直後から普段使いに問題無い状態だった。 いろいろな開発環境をササッと試せるのが面白い。
openSUSE 初期環境はサーバ向きの印象を受けた。 環境を整えれば、動作もスムーズで普段使いに問題無かった。