機械エンジニアが、専門分野に限らず、広く勉強したことの記録。

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2021-08-29(Sun)作成


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Manjaro 21.1.1 インストール

PC スペック

計画 通り、以下 PC に Manjaro 21.1.1 をインストールする。

メーカ TOSHIBA
製品名 dynabook CX/47EE
CPU Intel Core2 Duo T7250 @ 2.00GHz
メモリ 2GB
HDD 120GB

要求スペック

以下は要求スペック。要求を満たしている。

メモリ 最小:1GB
HDD 最小:30GB

インストール

  1. インストールデータダウンロード

    ホームページ にアクセスする。manjaro-xfce-21.1.1-210827-linux513.iso をダウンロードした。

  2. Live USB 作成

    MX Linux にデフォルトで入っている Live-usb Maker を使用した。 ターゲットに使用する空の USB を選び、ISO ファイルは先にダウンロードしたファイルを選択する。 Image mode にチェックを入れて 次へ をクリックで作成完了。

  3. インストール開始

    Live USB を挿入して PC 起動。 BIOS 設定画面で USB のブート順位をトップにする。 インストール画面に移ったら、tz=Asia/Tokyo、keytable=jp、lang=ja_JP に変更し、Boot with proprietary drivers を選択する。 画面が切り替わったら、Wi-Fi の接続設定をし、 Install Manjaro Linux をダブルクリック。

  4. ようこそ

    日本語を選び、次へ をクリック。

  5. ロケーション

    デフォルトのままで、次へ をクリック。

  6. キーボード

    デフォルトのままで、次へ をクリック。

  7. パーティション

    ディスクの消去 にチェックを入れ、次へ をクリック。

  8. ユーザー情報

    ユーザー名、パスワードを入力し、次へ をクリック。

  9. 要約

    問題なければ インストール をクリック。

インストール後

  1. アップデート

    以下コマンドで yay をインストールする。

    sudo pacman -S yay
    
    ターミナルで以下コマンドを実行する。
    yay -Syu
    

  2. IPA フォントインストール

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    yay -S otf-ipafont
    

  3. 日本語入力設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    yay -S fcitx-mozc fcitx-im
    
    ~/.pam_environment に以下内容を記載する。設定したら一度再起動する。
    GTK_IM_MODULE DEFAULT=fcitx
    QT_IM_MODULE DEFAULT=fcitx
    XMODIFIERS DEFAULT=@im=fcitx
    

  4. オフィスソフト

    ターミナルで以下コマンドを実行し、 Libre Office をインストールする。

    yay -S libreoffice-still libreoffice-still-ja
    

  5. 動画サイト再生確認

    ウェブブラウザは Firefox がデフォルトでインストールされている。 YouTube は再生できた。 Amazon Prime Video は Firefox の設定を開き、DRM 制御コンテンツを再生 にチェックを入れると再生できた。

  6. ウェブサーバ設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    yay -S apache
    systemctl start httpd
    systemctl enable httpd
    
    下記ディレクトリに自作の index.html を置く。
    /srv/http
    
    以下コマンドで IP アドレスを調べる。
    ip a
    
    仮に IP アドレスが 192.168.1.1 であった場合、ウェブブラウザで 以下 URL にアクセスすると、index.html の内容をブラウザで確認できる。 同じ Wi-Fi に接続したスマホからでも確認できる。
    http://192.168.1.1
    

  7. SSH 設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    systemctl start sshd
    systemctl enable sshd
    

  8. vim language server (vim-lsp-settings) インストール

    vim をインストールする。

    yay -S vim
    
    ターミナルで以下コマンドを実行する。
    curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    
    ~/.vimrc に以下内容を書く。
    let data_dir = has('nvim') ? stdpath('data') . '/site' : '~/.vim'
    if empty(glob(data_dir . '/autoload/plug.vim'))
      silent execute '!curl -fLo '.data_dir.'/autoload/plug.vim --create-dirs  https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim'
      autocmd VimEnter * PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    endif
    
    " Install vim-plug if not found
    if empty(glob('~/.vim/autoload/plug.vim'))
      silent !curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs
        \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    endif
    
    " Run PlugInstall if there are missing plugins
    autocmd VimEnter * if len(filter(values(g:plugs), '!isdirectory(v:val.dir)'))
      \| PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    \| endif
    
    " Specify a directory for plugins
    " - For Neovim: stdpath('data') . '/plugged'
    " - Avoid using standard Vim directory names like 'plugin'
    call plug#begin('~/.vim/plugged')
    
    " Make sure you use single quotes
    
    Plug 'prabirshrestha/vim-lsp'
    Plug 'mattn/vim-lsp-settings'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete.vim'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete-lsp.vim'
    
    " Initialize plugin system
    call plug#end()
    

  9. Python モジュールインストール

    tkinter、numpy、matplotlib は下記コマンドでインストールする。

    yay -S python-pip
    yay -S tk
    pip3 install numpy
    pip3 install matplotlib
    

所感

使い勝手は EndeavourOS と同等。どちらを使うかは好みの問題と感じた。

インストール計画進捗

次は MX Linux をインストールする。

MX Linux -
Manjaro Linux 使い勝手は EndeavourOS と同等。どちらを使うかは好みの問題と感じた。
Linux Mint 使い勝手は Ubuntu と同等。インストール直後から日本語入力ができた。
Pop!_OS インストール失敗したため、バージョンアップ時に再挑戦する。
EndeavourOS 細かい設定まで自分でする必要があるが、 設定がうまくいくと達成感があり楽しい。
Ubuntu 普段使いする分には Debian との違いはデフォルトで sudo が使えることくらいのように感じた。 Debian がそれだけ使いやすくなっているということかもしれない。
Debian 普段使いのためには必要なパッケージをいろいろインストールする必要があるが、 その分動作は軽い。
elementary OS インストール失敗したため、バージョンアップ時に再挑戦する。
Fedora インストール直後から普段使いに問題無い状態だった。 いろいろな開発環境をササッと試せるのが面白い。
openSUSE 初期環境はサーバ向きの印象を受けた。 環境を整えれば、動作もスムーズで普段使いに問題無かった。