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2021-08-29(Sun)作成


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MX Linux 19.4 インストール

PC スペック

計画 通り、以下 PC に MX Linux 19.4 をインストールする。

メーカ TOSHIBA
製品名 dynabook CX/47EE
CPU Intel Core2 Duo T7250 @ 2.00GHz
メモリ 2GB
HDD 120GB

要求スペック

以下は要求スペック。推奨値に達している。

メモリ 最小:1GB、推奨:2GB
HDD 最小:6GB、推奨:20GB

インストール

  1. インストールデータダウンロード

    ホームページ にアクセスする。MX-19.4_x64.iso をダウンロードした。

  2. Live USB 作成

    MX Linux にデフォルトで入っている Live-usb Maker を使用した。 ターゲットに使用する空の USB を選び、ISO ファイルは先にダウンロードしたファイルを選択する。 Image mode にチェックを入れて 次へ をクリックで作成完了。

  3. インストール開始

    Live USB を挿入して PC 起動。 BIOS 設定画面で USB のブート順位をトップにする。 インストール画面に移ったら、F2 キー を押し、 言語を 日本語 にしてインストール開始。 画面が切り替わったら Wi-Fi の接続設定をし、 Installer をダブルクリック。

  4. 利用規約

    次へ をクリック。

  5. パーティション設定

    パーティションツールの起動 をクリック。パーティションを全て削除し、 ディスクへ自動インストールを使用 へチェックを入れ、 次へ をクリック。

  6. 起動処理の選択

    デフォルトのままで、次へ をクリック。

  7. Computer Network Names

    デフォルトのままで、次へ をクリック。

  8. Localization Defaults、Configure Clock、Service Settinge

    デフォルトのままで、次へ をクリック。

  9. Default User Account、Root Account

    ユーザー名、パスワード、root パスワードを設定し、次へ をクリック。

インストール後

  1. アップデート

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo apt upgrade
    

  2. 日本語入力設定

    設定 > MX ツール > MX パッケージインストーラー と進み、 言語 から Japanese-Firefox、Japanese_Fonts、Japanese_Input_fcitx、 Japanese_Libreoffice にチェックを入れ、インストール をクリック。 終了したら一度再起動する。

  3. オフィスソフト

    Libre Office がデフォルトでインストールされている。

  4. 動画サイト再生確認

    ウェブブラウザは Firefox がデフォルトでインストールされている。 YouTube は再生できた。 Amazon Prime Video は Firefox の設定を開き、DRM 制御コンテンツを再生 にチェックを入れると再生できた。

  5. ウェブサーバ設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo apt install apache2
    
    下記ディレクトリに自作の index.html を置く。
    /var/www/html
    
    以下コマンドで IP アドレスを調べる。
    ip a
    
    仮に IP アドレスが 192.168.1.1 であった場合、ウェブブラウザで 以下 URL にアクセスすると、index.html の内容をブラウザで確認できる。 同じ Wi-Fi に接続したスマホからでも確認できる。
    http://192.168.1.1
    

  6. SSH 設定

    ターミナルで以下コマンドを実行する。

    sudo apt install ssh
    

  7. vim language server (vim-lsp-settings) インストール

    必要なパッケージをインストールする。

    sudo apt install vim
    sudo apt install python3-venv
    
    ターミナルで以下コマンドを実行する。
    curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    
    ~/.vimrc に以下内容を書く。
    let data_dir = has('nvim') ? stdpath('data') . '/site' : '~/.vim'
    if empty(glob(data_dir . '/autoload/plug.vim'))
      silent execute '!curl -fLo '.data_dir.'/autoload/plug.vim --create-dirs  https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim'
      autocmd VimEnter * PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    endif
    
    " Install vim-plug if not found
    if empty(glob('~/.vim/autoload/plug.vim'))
      silent !curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs
        \ https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
    endif
    
    " Run PlugInstall if there are missing plugins
    autocmd VimEnter * if len(filter(values(g:plugs), '!isdirectory(v:val.dir)'))
      \| PlugInstall --sync | source $MYVIMRC
    \| endif
    
    " Specify a directory for plugins
    " - For Neovim: stdpath('data') . '/plugged'
    " - Avoid using standard Vim directory names like 'plugin'
    call plug#begin('~/.vim/plugged')
    
    " Make sure you use single quotes
    
    Plug 'prabirshrestha/vim-lsp'
    Plug 'mattn/vim-lsp-settings'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete.vim'
    Plug 'prabirshrestha/asyncomplete-lsp.vim'
    
    " Initialize plugin system
    call plug#end()
    

  8. Python モジュールインストール

    tkinter、numpy、matplotlib は下記コマンドでインストールする。

    sudo apt install python3-pip
    sudo apt install python3-tk
    pip3 install numpy
    pip3 install matplotlib
    

所感

使い勝手は他の Debian 系と同等。日本語入力設定方法が異なる。

インストール計画進捗

計画完了した。別途まとめを作成する。

MX Linux 使い勝手は他の Debian 系と同等。日本語入力設定方法が異なる。
Manjaro Linux 使い勝手は EndeavourOS と同等。どちらを使うかは好みの問題と感じた。
Linux Mint 使い勝手は Ubuntu と同等。インストール直後から日本語入力ができた。
Pop!_OS インストール失敗したため、バージョンアップ時に再挑戦する。
EndeavourOS 細かい設定まで自分でする必要があるが、 設定がうまくいくと達成感があり楽しい。
Ubuntu 普段使いする分には Debian との違いはデフォルトで sudo が使えることくらいのように感じた。 Debian がそれだけ使いやすくなっているということかもしれない。
Debian 普段使いのためには必要なパッケージをいろいろインストールする必要があるが、 その分動作は軽い。
elementary OS インストール失敗したため、バージョンアップ時に再挑戦する。
Fedora インストール直後から普段使いに問題無い状態だった。 いろいろな開発環境をササッと試せるのが面白い。
openSUSE 初期環境はサーバ向きの印象を受けた。 環境を整えれば、動作もスムーズで普段使いに問題無かった。